インサイト効果測定
再生回数のカウンターは、もうタイアップの価値を語らない
2026年8月24日から、YouTubeは再生が始まった瞬間に1回の視聴としてカウントしています。公開されている数字は増えましたが、タイアップの価値は変わっていません。私たちが価格の基準にしているものをご説明します。
- 60%
- の公開再生数がエンゲージビュー(Agentioが75,000本を計測、2026年9月)
- 96
- Holyが当社クリエイターと実施した施策
8月24日に何が変わったのか
2026年8月24日まで、長尺動画は一定時間視聴されて初めて1回とカウントされていました。目安は約30秒とされてきましたが、YouTubeが公式に認めたことのない基準です。それ以降は、長尺動画もライブ配信も、再生が始まった時点でカウントされます。従来の指標がなくなったわけではありません。「エンゲージビュー」という名前でチャンネルのアナリティクスに残っており、見られるのはチャンネルの所有者と、許可を受けた一部のプラットフォームだけです。ブランドが自分で確認することはできず、クリエイターかそのエージェントに尋ねることになります。YouTubeは2025年3月、ショートでも同じ変更を行いました。
その結果、動画の下に表示される数字は機械的に膨らみます。公表されている最初の目安として、プラットフォームのAgentioが8月24日以降の75,000本以上の動画(自社ネットワークのクリエイターによるもの)を計測したところ、公開再生数のうちエンゲージビューは60%でした。同じ計測によると、フィードから始まる再生(ホーム画面でのプレビュー、自動再生)は公開再生数の38%を占め、そのうちエンゲージビューになるのは5回に1回だけです。公開されている再生回数を基準に支払うブランドは、同じ注目に対してより高い金額を払うことになります。
価格の基準にしているもの
Hauntedでは、タイアップの価格をチャンネルの実測値から算出します。知名度や登録者数はその次です。適用しているルールは3つです。
エンゲージビューの平均ではなく、中央値。1本の大ヒットは平均を押し上げ、再現されるとは限らない成功の対価を広告主に払わせてしまいます。安定性も同じくらい重要です。動画ごとの再生数のばらつきが小さいことは、一度きりの突出した数字よりも広告主を守ります。
30日間。動画を測定し、レポートを提出する期間です。
クリエイター自身の数値。1年前のスクリーンショットや外部ツールの推計ではなく、当日のYouTube Studioの統計を使います。
誰がリスクを負うのか
当社のタイアップの多くは、この中央値から算出した固定価格で成立します。クリエイターと広告主の条件が合う場合は、上限付きのCPM変動報酬をご提案します。ブランドは実際に視聴された分だけを支払い、上限が予算を守ります。段階制よりも、この上限付きの変動報酬を選びます。段階制では、わずかな再生数の差で請求額が変わり、双方に不満が残るからです。
契約に再生数保証があれば、それを適用します。保証がなければ、固定価格は固定価格です。リスクを分け合う仕組みは、上限付きの変動報酬です。契約で定めた範囲を超える対応は、すべて好意によるものです。クリエイターとともに案件ごとに判断し、標準的な約束にはしません。どのような場合でも禁じている行為がひとつあります。クリエイターの再生数を人為的に水増しすることです。
最良の指標
再生数が示すのは露出です。成果については、別のことを見ます。広告主が戻ってくるかどうかです。再生数だけを理由に戻ってくるブランドはほとんどありません。CyberGhostは当社のクリエイターと26件、Holyは96件の施策を実施しました。